スマートフォンでは、回線速度の込み具合で表示スピードがかなり違ってきます。外出先でWifiが使える場所だといいのですが、4G回線でも混みあってくる場所や時間帯では速度がかなり遅くなってしまうこともあります。
SEOの基本的なことは、コンテンツ重視です。見たい人の目的にあったコンテンツが作成されているかというのはとても重要な点です。検索キーワードと関連したコンテンツが上位表示されやすいわけですから、まずはコンテンツをしっかり作りこむことです。
表示スピードが速くなる=SEO効果が直接出てくるわけではなく、ページの滞在時間や閲覧ページ数が増えていきます。もちろんサイト内リンクの貼り方やデザインも影響してくるのは間違いないのですが、基本的に表示スピードが速くなると、コンテンツをしっかり見てもらいやすくなります。
Googleなどの検索結果で表示されたリンクをクリックして3秒以内に表示されないとほとんどの人は帰ってしまいます。クリックしたサイトが3秒表示されなかったら、実際見ずに帰ることが多いです。スマートフォンでの体感だと、もっと早い2秒未満ではないかと思います。
表示スピードを意識することがとても重要です。
Googleのスピードテストで、いろいろと指摘されてくる点があるのですが、表示スピードの点で一番大きいのは画像サイズです。高画質で大きなサイズの画像をまずやめてみる。アクセス解析でパソコンからの比率が多いサイトなら別ですが、レスポンシブデザインにしているサイトの80%のアクセスはスマートフォンからが多くなっています。
サイズの大きくなるPNGからJPEGに変更する。アイコンをGIF化してサイズを小さくするなどの工夫で効果は非常におおきなものとなります。
スマートフォンでの閲覧を意識して、JPEGの画像を小さくするだけでかなり効果がありました。
不要なデザインは排除して、徹底的にシンプルにしてみると、効果が大きくなります。見やすいことが一番で、CSSのサイズが大きなものだとその分読み込みにも表示に時間がかかってしまうことになります。
ワードプレスを使っているとどうしても表示が遅くなります。ワードプレスは編集や内部リンク対策が充実しているので大変便利なのですが、どうしても表示に時間がかかります。
速くするためには、レンタルサーバーを高速なところに乗り換えるのが一番です。上記の画像対策やCSSよりもサーバーの乗り換えだけで十分な効果がでてくると期待できます。
実際、ワードプレスのサイトを丸ごとSSD高速サーバーに移転したところ、1ユーザーあたりの閲覧ページ数が増えてきています。最近は価格の安いSSDレンタルサーバーが増えているので、乗り換えてみるといいかもしれません。
読み込みのスピードを考えて、ページ上部のアイキャッチ画像や挿入画像を軽量化して300KBを目安に調節。効果はすぐに出てきました。まず、滞在時間が増えます。表示スピードが速くなると滞在時間が減っていくように思われますが、滞在時間そのものは増加。さらに1ユーザー当たりの閲覧ページ数が4ページから6ページへと増加しました。
検索結果に影響が出てきたのは、7日目から。1ページ目の下の8位や9位あたりをウロウロしていたのが、5位へ上昇。その後も、3位から5位の間でほぼ固定できています。おそらく一番簡単にできるSEO対策ではないかと思います。
ページの表示速度を意識するだけで、大きく変わってきます。まずは簡単にできるレンタルサーバーの乗り換えが手っ取り早いのではないでしょうか。
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