© 11server.net
All Rights Reserved.
[画像あり]カラフルボックスへワードプレス簡単引っ越し手順まとめ
カラフルボックスのレンタルサーバにワードプレスのブログを移転しました。このページでは、引っ越しの手順を画像入りで解説しています。
All-in-One WP Migrationのプラグインを使用しているので、不具合が発生する可能性もありますので、あくまでも参考に。トラブルなく進めばDNS変更からWordPressのインストールなども含めて約1時間で完了です。
カラフルボックスのプランは、1番安いBOX1から容量と割り当てCPUとメモリによって月額料金が変わります。
詳しくは、公式サイトをご覧いただくのが一番確実なので、料金プランの詳細はこちらをご覧ください↓
作業手順まとめ
© 11server.net
All Rights Reserved.
今回のワードプレスの引っ越し作業は、お名前.comで取得した独自ドメインで運用しているブログを新しくカラフルボックスのサーバに移転する作業です。
WordPressの引っ越し用プラグインを使っていますが、このプラグインはうまく引っ越しできないトラブルも発生します。あくまでも自己責任での利用を。
今回のブログ引っ越し作業は、以下の手順で進めていきます。
- All-in-One WP Migration でエクスポートでデータをダウンロード
- お名前.comでDNS変更
- カラフルボックスで独自ドメイン追加
- カラフルボックスでWordPressインストール
- All-in-One WP Migration でインポートして復元
- 表示確認
プラグインを使わないで、ワードプレスのエクスポート機能とインポート機能を使った復元も可能ではあるのですが、設定やFTPが必要になるなど手間がかかります。
極力手順を少なくしたいので、今回は引っ越しのプラグインを使っています。
[画像]各作業手順の解説
© 11server.net
All Rights Reserved.
では、手順どおりワードプレスの引っ越しをしていきたいと思います。
1.All-in-One WP Migration でエクスポートでデータをダウンロード
© 11server.net
All Rights Reserved.
まず、前のサーバで運用している時にワードプレスのプラグインで All-in-One WP Migrationを追加します。
有効化すると、左のメニュー画面に新しくAll-in-Oneの項目が追加されるので、そこからエクスポートへ。
エクスポート先には、DropboxやGoogleDriveも利用できるみたいですが、今回は「ファイル」でダウンロードします。All-in-One WP Migrationを使うと、テキスト本文だけでなく、画像やテーマの情報もすべて含んでいるので、FTPで画像だけアップロードする必要もありません。
© 11server.net
All Rights Reserved.
オールインワンでダウンロードできます。なお今回は記事20本ぐらいしかない画像も少なめのブログなので、34MBとダウンロードするファイルが軽量でした。
ダウンロードしたファイルの場所を忘れずに。あと、プラグインで復元する際のエラーを少なくするために、ワードプレスのバージョンも忘れずにメモしておくとエラーが発生しにくくなります。
2.お名前.comでDNS変更
では、サーバ移転のために独自ドメインのDNSを変更していきます。
© 11server.net
All Rights Reserved.
お名前.comで取得したドメインなので、お名前.comのDNSネームサーバーをカラフルボックスに変更します。
カラフルボックスのネームサーバーはこちら↓
- ns1.cbsv.jp
- ns2.cbsv.jp
なお参考までに、ドメインが.comや.netの場合は比較的早くDNSの変更が反映されるのですが、.xyzや.tokyoなどのドメインは変更反映に3時間ぐらいかかったこともありますので、このあたりは気長に待つしかありません。
今回は.xyzドメインだったのですが、20分ぐらいで割と短時間で繁栄されました。
3.カラフルボックスで独自ドメイン追加
では、次はカラフルボックスにログインしてメニュー画面から独自ドメインを追加していきます。
© 11server.net
All Rights Reserved.
メニューバーのドメイン→DNS管理で追加します。
最初はドメイン登録からするものだと思っていたのですが、他社で取得したドメインの場合は、DNS管理で操作する必要があります。
© 11server.net
All Rights Reserved.
DNS Manager画面から、新しいゾーンを追加へ。
© 11server.net
All Rights Reserved.
DNSゾーンを追加する→ゾーン名はドメイン名を入力。レコードセットは、登録時のメールに書いてあるtky001などの運用中のサーバを選択します。
IPアドレスのところはデフォルトで。
© 11server.net
All Rights Reserved.
変更してすぐの時には、Status:保留中 の表示になります。いろいろ試しましたが、10分から15分ぐらい経過しても保留中の時には、そのまま次のステップに移っても大丈夫でしたので、ここが保留中でも15分ぐらい待って変化がなければ次のWordPressのインストールに進んでOKです。
© 11server.net
All Rights Reserved.
本来ならステータスがアクティブになってからの方がいいみたいですが、何回かワードプレスの引っ越しをやってみたところ、特にアクティブに変わるのを待つ必要はないみたいです。
© 11server.net
All Rights Reserved.
当然この段階で、URLにアクセスしても、セキュリティの警告画面が出てきます。
次に、メニュー画面のサービス→Cパネルを起動してドメインを追加していきます。カラフルボックスでは、独自ドメインの追加作業が2段階で必要です。
© 11server.net
All Rights Reserved.
Cパネルのかなり下へスクロールしてアドオンドメインへ。
© 11server.net
All Rights Reserved.
アドオンドメインの作成で追加するドメインを入力します。ドメイン名を入力すれば、ドキュメントのルートも自動で入力してくれるので、基本はこのままでOKです。
ここまでで独自ドメインの追加作業が完了です。カラフルボックスは他社の独自ドメインの追加作業をどこやって登録していくのか解説が少ないので、少しわかりにくいですね。
SSLは、無料のSSLが独自ドメインを追加して10分ぐらいして自動的にインストールというか登録されるので、SSL追加作業は必要ありません。
持ち込みのSSLやSSL証明書の購入がしたい方は、別途サービスメニューから購入できます。
4.カラフルボックスでWordPressインストール
© 11server.net
All Rights Reserved.
Cパネルの画面の一番下、WordPressのメニューから簡単インストールができます。
© 11server.net
All Rights Reserved.
このアプリケーションをインストールで、利用するドメインを選択してインストールするだけです。利用するドメインは、https://に設定。
© 11server.net
All Rights Reserved.
インストール時間は5分程度で完了。管理者名とパスワードを忘れずにメモしておいた方が良いです。※WordPressがうまく復元できれば不要になりますが念のため。
注意するポイントは、ワードプレスのバージョンを以前のものと同じにすること。今回は5.3.2。
© 11server.net
All Rights Reserved.
WordPressのインストールが完了してダッシュボードを立ち上げたところ。ここまでは問題なく進むと思います。
5.All-in-One WP Migration でインポートして復元
ここからが最後の難関であるプラグインのAll-in-One WP Migrationをインストールして復元する作業です。
© 11server.net
All Rights Reserved.
まず、ワードプレスのプラグインでAll-in-One WP Migrationをインストールします。
© 11server.net
All Rights Reserved.
メニュー画面にAll-in-Oneが追加されるので、インポートでインポート元のデータで、上でダウンロードしたデータを選択します。
© 11server.net
All Rights Reserved.
すぐにインポート作業が開始します。基本的にこの段階でエラーが一番多く発生します。うまくインポートできない場合は、WordPressのバージョンが違っていたりすることがほとんど。
© 11server.net
All Rights Reserved.
インポート処理により…上書きされてしまうのでの注意書きを読んでから開始。
© 11server.net
All Rights Reserved.
これでインポート完了で復元が完了したはず。トラブルなくいきましたので、安心です。最後に表示を確認して作業完了です。
参考までに、All-in-One WP Migrationのプラグインでエラーが出てしまうのは、WordPressのバージョンが合っていない場合、画像ファイル名が日本語だった場合、テーマがカスタマイズされていた場合、記事数が多かった場合にエラーが出たことがありますので、このあたりは運次第のところもあります。
ここでうまく復元できると、ワードプレスログイン時のユーザ名とパスワードは、引っ越し前と同じものが使える状態になりますので、上でメモした管理者名とパスワードは不要となります。
6.表示確認
© 11server.net
All Rights Reserved.
さて、無事に作業完了したブログが、うまく表示できました。これにてカラフルボックスにWordPressの引っ越し作業完了となります。
個人的には、WordPressのテーマにこだわりがあまりないので、ノーマルのTwenty Sixteen を使っています。ウィジットもあまりごちゃごちゃしたのが好きではないので、シンプルに最近の投稿を表示させるぐらい。
広告も入れていないのでGoogleアドセンスもありません。なので、割とすんなり引っ越し作業が完了することがほとんどです。
ネットで調べてみると、プラグインを使っての引っ越しでエラーが出てしまうのは、上で書いたようにWordPressのバージョンが合っていない場合、画像ファイル名が日本語だった場合、テーマがカスタマイズされていた場合、記事数が多かったりする場合がほとんど。
WordPressはできるだけシンプルに使った方が引っ越しの時には楽ですね。
最後に、カラフルボックスは超高速レンタルサーバとして評判が良いのですが、実際にワードプレスをインストールしてみて、レンタルサーバの反応速度を測定してみました。
[測定]カラフルボックスでWordPressは超高速なのか?
© 11server.net
All Rights Reserved.
カラフルボックスに引っ越しする方なら、ワードプレスの表示速度がかなり気になる方だと思いますので、実際にどれぐらい速いのか測定してみます。
ちなみに以前のレンタルサーバは、リトルサーバーの月額250円のプラン。SSD採用で安くて速かったのですが、今回カラフルボックスに引っ越ししました。
サーバーの反応速度の測定ができる サイト表示スピード測定 | サーバレスポンス時間測定 のサイトで測定しています。
引っ越し前のリトルサーバーの反応速度はこちら↓
© 11server.net
All Rights Reserved.
引っ越し前の測定結果は、0.144秒です。これでも十分早いのですが、どれぐらい速くなるのか期待です。
引っ越し後に測定したカラフルボックスでの反応速度を測定しました。
© 11server.net
All Rights Reserved.
記事の更新の画面切り替えがなんせ速いです。ワードプレスを使う方ならカラフルボックスはかなりおすすめ。
ちなみに、0.057秒はどれぐらい速いのか。測定する時間帯にもよりますが、遅いレンタルサーバで有名なロリポップで測定した時には、0.5秒から1.2秒ぐらいの測定結果になったことがあります。
最近はロリポップも高速プランが出ているので、そちらだとサーバも高速なのでカラフルボックスと同じレベルで快適です。
一般的には、0.1秒から0.2秒あたり出ていれば十分高速表示と言えるので、極端な高速化は求めすぎないほうが良いと思いますが、カラフルボックスの月額600円程度のBOX1プランでもこれだけの反応速度が良いサーバなので、かなりいいですよ。
WordPress引っ越しの感想まとめ
© 11server.net
All Rights Reserved.
カラフルボックスにワードプレスを引っ越して使ってみて、大満足です。
今回は、プラグインを使った作業なので、お手軽で比較的時間も短く済みました。
今回使ったAll-in-One WP Migration はトラブルも多く報告されているプラグインなので、おすすめできるものではないのですが、短時間で作業が済むので個人的にはよく使っています。
カラフルボックスは、反応速度もかなり良い超高速のSSD+Litespeed採用のサーバです。今ご覧いただいている11server.netもカラフルボックスで運用していますが、満足できるぐらい高速表示ができています。
最近は、SEOでも高速表示が上位表示の条件ともいえるぐらい重要なポイント。月額500円ぐらいでレンタルサーバで速いところをお探しなら、カラフルボックスがおすすめ。
3カ月契約からなら初期費用も無料です。このページと同じぐらいサクサク表示できるブログができますよ。
以上、このページではカラフルボックスで他社管理の独自ドメインを新しく追加する手順をご紹介しました。カラフルボックスをお使いの方の参考になれば。